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2008年02月02日

アルミタンクとスチールタンクの違い

はいさい!にっしーです(-L-)/ダイビングには欠かす事の出来ない名脇役!タンクちゃんについてのお話です♪
皆さん、いつも背中に背負っているタンク、全部同じ物だと思っていませんか?
「いつもタンクは何を使ってますか?」とか「今日はアルミタンクなのですが、ウエイトは何キロにしますか?」と聞くと、たいていのお客様は「なんのこと???」って言うような顔をされます(^_^;)
実は、ダイビング用タンクには様々な種類があるのです。種類によって、タンクの容量や浮力、重量、素材等に違いがあります。その中でも、タンクの素材の違いがダイバーに大きな影響を与えます。
2008年2月現在、スクーバタンクの多くはアルミニウム合金でできたアルミタンク(以下、アルミ)と鉄でできたスチールタンク(以下、スチール)に2分されております。アークダイブでは、アルミ8L、アルミ10L、スチール10Lの3種類のタンクを使用しております。
tank_01.jpg左から、アルミ8L、アルミ10L、スチール10L

事前に言って頂ければ、ご希望のタンクをご用意させて頂く事が出来るのですが、ほとんどの場合自分で好きなタンクを選ぶ事は出来ないと思っておいて下さい。これは、どこのダイビングサービスを利用しても同じ事が言えると思います。なので、与えられたタンクがどのような特徴を持つ物なのかを理解し、準備する事が出来れば、ダイビング前のストレスを減らす事が出来るでしょう。

では、本題「アルミタンクとスチールタンクの違い」について。
アルミとスチールでまず違いが出て来るのがセッティング。アルミはスチールに比べてタンクの直径が短く(細く)なっております。これにより、前回使用したタンクがスチールであった場合、そのままの状態でアルミをBCDにセッティングしてしまうと、タンクベルトがゆるゆるになってしまい、ダイビング中にBCDからタンクが外れてしまう危険性があります。逆に前回使用したタンクがアルミであった場合、そのままスチールをセッティングしようとしても、ベルトがきつすぎてセッティング出来ないはずです。
次に、お客様で一番多い間違いがタンクの種類によるウエイトの調整です。【アルミよりもスチールの方が重いため、アルミを使用する時は、スチールを使用する時に比べて、1kg〜2kgウエイトを重くして下さい】1kg〜2kgと幅を持たせているのは、アルミの特性によるもので、アルミは空気を使用してタンクが軽くなるダイビング後半に、非常に浮きやすい状態になってしまうのです。
tank_02.jpg左側は満タンのアルミ。右側が残圧50のアルミ。左側のアルミの底の部分が浮き上がってきているのが分かりますでしょうか?

1kgプラスでは5mでの安全停止中に急浮上・・・なんて事も有り得ない話ではないので、個人的には2kg多めにウエイトを装着する事をお勧め致します。逆に、スチールの場合、ダイビング後半に浮きやすい状態になる事はありませんので、ダイビング後半の事を考えてウエイトを増やす必要はありません。

tank_03.jpg左側は満タンのスチール。右側が残圧50のスチール。両方とも同じように沈んでいます。








では、アルミとスチールどうやって見分けたら良いでしょうか?一番簡単な見分け方はタンクの底にあります。

tank_04.jpg左アルミ10L 右スチール10L

もうお分かりですね?スチールはタンクブーツを履いています。何故スチールだけタンクブーツを履いているかと言うと、






tank_05.jpg左アルミ10L 右スチール10L

スチールは底が丸くなっています。そのため、タンクブーツを履かないとひとりで立っていられないんです('-')bただ、アルミでも床を傷つけないように等の理由でタンクブーツを履かせている場合があります。そのため、タンクのバルブ部分も一緒にチェックしてみて下さい。



tank_06.jpg左アルミ10L 右スチール10L

タンクの曲線頂点からバルブの付け根部分までの長さが違うのが分かりますか?アルミはスチールに比べ、素材が柔らかいため、タンクの壁が厚くなってます。そのため、バルブを取り付ける為のネジ山がとれる事からスチールに比べ、タンクの首の部分が短くなってます。逆にスチールは壁が薄いため、バルブを取り付ける為のネジ山の分、タンクの首の部分が長くなってます。

それ以外にも、アルミとスチールの重量の違いによるメリット・デメリットがあります。
アルミはスチールに比べ軽いため、水中での浮力コントロールが楽ちんです♪スチールだと、潜降やホバリング時にタンクに引っ張られ、どうしても仰向けになってしまうでしょう。その点、アルミは立った姿勢でもホバリングする事が可能なので、潜降や安全停止中のホバリング等は楽に行えると思います。逆に、腰痛持ちのお客様には、腰の負担を軽くする(ウエイトの量を減らす)事の出来るスチールの方が良かったりもします。

以上。アルミタンクとスチールタンクの違いについて分かって頂けたでしょうか?
これで次回ダイビングする際に、タンクの種類で困る事は無くなりましたね♪

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