こんにちは!タクミです!

今回はウミガメについてです。
海で暮らすウミガメは陸を歩くリクガメと違って泳ぎに特化したヒレ状の足となっており、頭や足を甲羅の中に引っ込めることが出来ません。


そのため、危険を感じたり襲われそうになったら基本は、全速力で泳いで逃げます。
そんなウミガメは砂浜で産卵することでも知られていますが実は、砂の温度によって産まれてくる子ガメの性別が決まります。(温度依存性決定)
卵がかえるまでの砂の温度がおよそ29℃より高いとメス♀、低いとオス♂が産まれます。
海岸によってもオスの出生地、メスの出生地が存在します。自然界におけるウミガメの性比のバランスは、砂の温度によりうまく保たれているともいえます。
本来、母ガメはオス♂メス♀半々ぐらいに産まれる時期を狙って産卵を行いますが、近年では地球温暖化などによる温度変化によってメス♀の方がオス♂よりも多く産まれているという記録もあるようです。

人間の手を加える所もありますが、海外の事例でオスだけメスだけになったという記録もあるのでできる限り自然の状態を維持していきたいですね。

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