こんにちは!タクミです!
今回は擬態について紹介しようと思います。

海の生き物の擬態には、その目的や手段がたくさんあります。(攻撃のため、防御のためなど)

例えば攻撃型の擬態では、オニダルマオコゼやヒラメは岩や砂に擬態することで近寄ってきた獲物に気付かれずに襲うことができます。


また、ニセクロスジギンポは海の掃除屋である、ホンソメワケベラに擬態する(口の位置で見分けられます)ことで体の掃除をする振りをして大きな魚に近づき、皮膚や鱗を齧りとって食べてしまいます。

一方防御型に擬態する魚もいます。
例えば、毒を持たないノコギリハギは毒のあるシマキンチャクフグに擬態して食べられないようにします。

このように、有毒であったり食べても美味しくない生物に擬態して身を守る方法を「ベイツ型擬態」と言います。

また、ミミックオクトパスは約40種類の擬態レパートリーを持ち、襲ってきた敵に応じて何に擬態するか使い分けていると言われています。

皆さんは擬態している生物を見分ける事ができますか?
よく観察すると少しの違いが分かるかもしれないですよ
ちなみに自分は見分ける自信がありません…

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